時代と共に人の暮らしが変化すれば
用を満たす家具や道具の形も変化する。
私たちは木工藝の仕事を四代続け
変えるべきことは何かを
考え続けてきた工房です。
その繰り返しの中で発見した
いつの時代にも変わらない木の魅力、手仕事の魅力。
今の、そしてこれからの私たちの暮らしにとって
普遍の豊かさを届けられるように
これからも制作を続けて参ります。
History
1901年 | 前田南齋(21歳)、桑樹匠として東京宝町に「前田木藝工房」を開設 |
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1904年 | 『東京府工芸展』初出品、二等賞受賞 |
1914年 | 『東京大正博覧会』出品、金賞受賞 |
1922年 | 『平和記念東京博覧会』出品、金賞受賞 |
1925年 | 『パリ万国現代装飾美術工芸博覧会』出品、名誉賞受賞 |
1926年 | 『フィラデルフィア万国博覧会』出品、金賞受賞 |
昭和初期 | 「日本美術協会」委員を務める 「日本美術協会」主催の美術展覧会にて審査員を務める 前田南齋後援会「南齋作品会」が結成される |
1927年 | 「木竹工芸会」発足、前田南齋・斉藤富ト・鈴木留斉・木内省古・稲木東千里らとともに木工同人となる、顧問は今泉雄作 戦時統制・規制から工芸活動を保護する行政認定制(マル芸など) 「大日本工芸会」設立 「日本美術及工芸統制協会」設立(第四部会:工芸美術) |
1940年 | 『紀元二千六百年奉祝展(先の帝展、新文展)』出品 |
1948年 | 前田保三(二代目)、「木彩会」を結成 銀座服部和光にて『第1回木彩会展』開催 |
1956年 | 前田南齋、喜寿記念の個展 前田南齋、桑夢殿厨子制作 『第8回木彩会展』 |
1970年 | 工房を神奈川県鎌倉市へ移設 |
1984年 | 工房を長野県松本市へ移設 |
1987年 | 前田純一(三代目)、国立近代美術館『木工芸展』招待出品 |
1989年 | 前田純一、銀座和光にて個展 |
1993年 | 前田純一、「(社)日本工芸会東日本支部長野研究会(現長野会)」会長(1期目) 『第45回木彩会展』 |
1994年 | 前田純一、「(社)日本工芸会東日本支部長野研究会(現長野会)」会長(2期目) |
1995年 | 前田純一、銀座和光にて個展(2回目) 前田純一、「(社)日本工芸会東日本支部長野研究会(現長野会)」会長(3期目) 「(社)日本工芸会東日本支部長野研究会(現長野会)」主催による『阪神淡路大震災チャリティ展覧会』開催 |
1997年 | 前田純一、東京赤坂インターデコワコアにて個展 『第49回 木彩会展』 |
2000年 | 前田純一、銀座和光にて個展(3回目) 前田純一、『信州の現代工芸展』(長野県信濃美術館)招待出品 |
2003年 | 前田純一、松本市井上デパート『工芸暮らしの美』出品 |
2004年 | 前田純一、長野東急デパート『日本工芸会長野研究会(現長野会)展』出品 前田純一、日本工芸会正会員(金工)井尾氏、前田大作、松本市川島邸にて展覧会 |
2005年 | 前田純一、松本市都市景観賞審査委員(2期目) 「特定非営利法人前田木藝工房三城シューレ」設立 前田純一、『私の椅子+α展(横浜山の上ギャラリー)』出品 |
2006年 | 2月 諏訪 宮坂醸造 cella真澄にて展覧会『お酒と暮らし展』 10月 「東急ハンズ新宿店」にて個展 12月 『銀座天賞堂クリスマスフェア』出展 |
2007年 | 2月 「河口湖ギャラリーナノリウム」にて個展 5月 松本市「井上百貨店」にて個展 10月 「アトリエ・エムフォオ株式会社」設立 |
2008年 | 「アトリエ・エムフォオ株式会社」、経済産業省地域資源活用プロジェクト認定事業者に |
2009年 | 「和光並木ホール」にて『時代をつなぐ仲間たち展(井尾建二(金工)・前田純一(木工)・山脇智夫(洋画)・山崎隆(彫刻)・大室桃生(ガラス工芸)・前田大作(木工)・前岡奈央子(金工)・木村太郎(金工))』 |
2011年 | 「和光ホール」『前田純一・大作展 -連綿たる木藝の美-』 |
2016年 | グループ展 『針葉樹の可能性』 |
2017年 | 『唐木さち・奈良千秋・前田大作3人展』 「城東スタジオ」オープン 「m4Gallery」オープン |
参考文献
「東京国立近代美術館著作(1987年)木工芸-明治から近代まで-」